歯科衛生士のお茶会

いろいろ干からびている歯科衛生士が面白いことを発信していくかもね!

ハゲいじりで不動のアイドルの地位を確立したブラック企業の同期

ようこそ!えれなです。

前回に続き、ブラック企業でのお話です。 今は歯科衛生士として働いてますが、新卒で入社したのは激務の会社でした。 そこに同期で配属された子がいました。 彼女は頭の回転が早くどんどん面白い発言が出来、何より美人でした。 同期入社は私と彼女の二人だけ。 比べられることも多く、まじめで地味な私は華やかな彼女に劣等感を抱くことも多々ありました。 彼女みたいにもなれず、かといって自分の強みもない。 ポンコツっぷりが露呈しどんどん鬱になっていきました。 ブラックでも鬱にならず、それどころかみんなに愛され、仕事もこなす。 彼女のような人はブラックでもやっていける。

泣く子も黙る凄腕営業マンAさん

営業成績トップのAさんという営業マンがいました。 営業マンとしてのうではすごい。でも自分より下の人間に対してがんがんパワハラをする人でした。 自分より成績の悪い営業にきついダメだし。 社内に響き渡るなじる声は、直接関係ない私でもつらくなるほどでした。 しかしだれもAさんをたしなめることができる人などいません。 ところで、Aさんはhageでした。

飲み会でハゲをいじり倒す同期

そして年の瀬の忘年会。30人ほどの参加です。 Aさんのいるテーブルがたいそうな盛り上がり。どっかんどっかん笑い声があがります。 気になって聞いてみるとAさんが何か言うたびに、同期が

「でもAさんハゲてますよね!」

「それってAさんが眩しすぎたからですか?」

「え?!ハゲてるのに?!」

怒涛のハゲいじり。 チューハイ吹きそうになった。

でもAさんは超ご機嫌

自らいじられるためにネタふりをしている感じ。

ほんとは自分のハゲをネタにしたかったけど、周りから恐れられすぎてネタにできてなかった。 それを同期がネタとして開花させた。

頭だけでなく笑顔も眩しいAさん。輝いてる・・・。

それにもましてすごいのがわが同期。 怖い営業さんだ、と委縮せずガンガンいじっていく勇者。 社員すべてが彼女に尊敬のまなざしを送っているのがわかります。 大学を出たばかりの新人が伝説を作った瞬間でした。

恐ろしいのは、同期は完全なシラフだったこと。 彼女は下戸でした。

いじっていいハゲ、悪いハゲ

ハゲの凄腕営業マンAさんをいじり倒し、寵愛をほしいままにした同期。 彼女は、もう一人いる落ち武者系ハゲのBさんのことは決していじりませんでした。 彼はハゲをネタにしておらず、ハゲを気にしていました。 いじられたいのか、触れられたくないのか。 その見極めを彼女はしていたのです。 彼女がみんなから好かれる理由がわかります。 彼女はどんどん踏み込んでいくタイプですが、「ライン」をわかっているのです。

そんな彼女に嫌われるわたし

わたしはその「ライン」がわかりません。 だから不用意なことを言わないように、へらへらしています。 それが彼女はイライラするのです。 仮に同じことを言っても彼女のキャラだから許されるのであって、わたしなら 「は?おまえ何言ってんの?」 となるわけです。 みんなのアイドルに嫌われるとなかなか大変です。ハミります。

死ぬことばかり考える毎日

激務に疲れて鬱状態になり、毎日死ぬことばかり考えるようになりました。 でも唯一の同じ支社の同期の彼女は体力が半端なかった。 終電まで働いて、そこから飲みに行ってオールして翌日働く。 そんなことをやってのけていました。 とても愚痴れたり相談できるはずがありません。

違う支社に配属されてた同期の男子は一年でもう転職していました。 「その会社異常だよ。俺も鬱やばかったし。辞めれば?」

そーだよなー、異常だよなー。 でもその中でなんで私だけが根を上げてるんだろう? 何で同期や先輩や上司は毎日働けているんだろう? 単に私が無能なだけでは? ここを辞めて次はどうなるんだろう? どんどん転落していくんじゃないか? 今はがんばる時なのでは?

そうぐるぐる考えて結論が出ず、だんだん考えられなくなっていきました。

会社を辞めてよかった

自分を納得させる形で会社を辞めました。 あんなにこわかった「周りはどう思うだろう」という思い。 会社を辞めると「周り」が消えるので、何も怖くありませんでした。